なぜ「整える旅」を始めたのか― Mindful Journey Japanという構想
- Sachiko Matsumoto
- 3月12日
- 読了時間: 3分
更新日:3月14日
忙しい日常の中で、
私たちは気づかないうちに心や身体の感覚を置き去りにしてしまうことがあります。
仕事、情報、人間関係。
情報過多と言われる現代では、常に頭が動き続け、ゆっくりと自分に向き合い、自分自身を感じる時間が少なくなっています。
私は長年、教育支援の現場に関わる中で、自分自身も心身のバランスを崩し、精神安定剤や睡眠薬の処方を受けなければ一日を過ごすことが難しい時期を経験しました。
そうした経験もあり、心理学の学びを深める中で、
「心身を整える時間」を意識的につくることの大切さを感じるようになりました。
その一つの方法として出会ったのが、マインドフルネスやヨーガ療法の実践です。これらは近年、科学的研究によってもその効果が検討されています。
マインドフルネスは、特別な人のためのものではありません。
呼吸を感じること。
身体の感覚に気づくこと。
自然の音や香りに耳を澄ませること。
そうした小さな感覚を丁寧に味わうことで、人は少しずつ本来の落ち着きを取り戻していきます。
日常から少し離れ、「旅」と「土地」の力を借りながら、
そのような実践を豊かで静かな環境の中で体験できたらどうだろう。
そして、訪れた土地の魅力に気づき、その土地ならではの自然や文化に触れる喜びを感じることができたらどうだろう。
そんな思いから生まれたのが「ゆる整え旅」です。
私たちの拠点である長崎には、海、光、風、そして独特の歴史文化があります。また、五感を通して感じることのできる魅力的な地域資源も多く存在しています。

この土地の魅力を生かしながら、
マインドフルネスやヨーガ療法の考え方を取り入れた体験をつくることで、
人が本来持っている「整える力」や「豊かに楽しむ力」を思い出す時間を提供できるのではないかと考えました。
整えLabでは、こうした取り組みをさらに広げるため、
Mindful Journey Japan というネットワーク構想を進めています。
これは、マインドフルネスを基盤としたリトリートや学びの場を、
日本各地の地域資源と結びつけながら展開していくプロジェクトです。
自然や文化を生かした体験を通して、人が自分自身を整え、
回復していく時間を社会に少しずつ増やしていくことを目指しています。
この「整えジャーナル」では、
・ゆる整え旅の記録・長崎の自然や文化、産物といった地域資源・マインドフルネスや心身のケアに関する知識
などを少しずつ紹介していきます。
日常の中で、ふと立ち止まり、深呼吸をするような時間。そのヒントを、この場所から届けていけたらと思っています。
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